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「行動は進化するか」

行動は進化するか (講談社現代新書 418)

ノート
動物の行動が「生得的」→進歩する→代を重ねるにつれてその環境によりよく適応した方向に進化する。
「学習」→進歩せず、またおいそれとは進歩しない。
学習派:行動主義心理学→測定可能なものしか対象にしない。
生得派:エソロジスト→なるべく自然状態で動物の行動を見る。「解発(release)」
☆生得的とはどういうことか、学習とは何か
「以前、生得的とよばれていたもの」
(1)その概念自体を否定:生得的とは学習されたものではないこと、学習されたものとは生得的でないもの。つまり、行動を生得的因子と学習された因子に二分することが、分析的に妥当ではない。また、個体発生の初期の過程などで、学習が関与する可能性を排除することは実際上できない。
(2)行動とは系統発生的適応と適応的変化の混合である。(現代のエソロジスト):実際上全ての行動は、その最小単位に至るまで2つの過程の両方によって適応を示し、そこには2つの源泉があらゆる割合で混合している。
(3)本能=学習からみあい説(ローレンツ):2つは固まりになってはいるが、明確に分離しうるもの。
剥奪実験:幼い動物に、その自然環境の、あるはっきり定義された条件に関する情報を与えずにおく。もし、系統発生的変化と適応的変化との間に無限定で漠然とした相互浸透性があるという現代のエソロジストの過程が正しければ、剥奪実験は価値のないものになる。剥奪実験は、ある行動の適応性の基礎となる情報を、生物がどこから得たのかを確かめるために使われる道具としてのみ、意味があることになってしまう。

本当は、何が学習されたものでないかを調べるためばかりでなく、学習されたものでない行動メカニズムが、教えるということにおいてどれほど効果的であるかを調べるためにも役にたつ。
(1)生得的:進化の途上における種と環境との相互作用によって適応していった行動
学習的:固体が情報を受け取る際の環境との相互作用によって適応していった行動
(2)彼らの説は、適応的変化能力が、系統発生的に変化したメカニズムを前提としているという事実を考慮していない。
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theme : 生物学、生態学
genre : 学問・文化・芸術

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 進化生物学を学ぶアマチュアです。本業は数学教師です。ほとんど自己満足の日記と化してますが、コメントどんどん下さい。質問・議論・アドバイスも歓迎です。

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