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「雄と雌の数をめぐる不思議」

雄と雌の数をめぐる不思議 (中公文庫)雄と雌の数をめぐる不思議 (中公文庫)
(2001/11)
長谷川 真理子

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ノート

雌雄同体か雌雄異体かは何で決まるか
(1)相手を見つけるコストと雌雄両方の生殖器官を備えるコストの関係
(2)雌雄異体は、潜在的に、自分の繁殖相手となる個体が、個体群全体の半分しかいないことになるから、固着性・移動性が低い・非常な低密度の生物は雌雄同体になる。
(3)感覚器官の発達した移動性の高い動物では、相手を見つけるコストは大きくないが、両性の生殖器官を備えるには相当の投資が必要となる。体のつくりが簡単なものはまだよいが、鳥類・哺乳類くらいになると困難である。

性決定メカニズム
(1)染色体による性決定
(2)環境要因による性決定
  1.受精卵がどのような場所で孵化することになるかがランダム。
  2.その場所の環境要因にかなりの変動がある。
  3.その環境要因によって孵化後の個体の成長が影響を受ける。
  4.雄の子と雌の子とでその影響の受け方が違う。
(3)半倍数体
  膜翅類のほとんどと同翅類の数種

大進化:生物の体制に大掛かりな変化が生じて、新しいタイプの生物が生じること

ブラジルのマット・グロッソ州に住むインディオのシャバンテ族ではO型が100%

創設者効果:隔離された小集団における偶然の要素による遺伝子頻度の変化

淘汰要因=淘汰圧:自然淘汰を引き起こす鍵、例えば「餌が高い所にしかない状況」「深い水の中に潜んで首を水面に出しておかねばならない」

オオシモフリエダシャクの工業暗化

群淘汰の誤り:進化が種や集団の利益のために起こるとする考え

フィッシャーの性比理論
 →頻度依存選択→ESS
 Cm・M=Cf・F  M、Fは雌雄の数、Cm、Cf はコスト

局所的配偶競争:配偶が局所的に限定され、兄弟姉妹間で配偶者をめぐる競争が起こるような状況、雄が少なく雌が多い性比が進化する。

重複寄生:1つの芋虫に2匹の雌蜂が卵を産む

局所的資源競争:母親が一方の性の子と資源をめぐって競争するような状況
 競争の少ない方の性の子を多く産むようになるだろう。クラークのギャラゴ研究

鳥のヘルパー:子が性的成熟に達しても親元を去らず、自らは繁殖をしないで親の繁殖を手伝う種がある。

潜在的繁殖速度:1回の繁殖から次の繁殖にかかるまでの潜在的時間(=配偶に要する時間+子育てに要する時間)の逆数
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 進化生物学を学ぶアマチュアです。本業は数学教師です。ほとんど自己満足の日記と化してますが、コメントどんどん下さい。質問・議論・アドバイスも歓迎です。

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