スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コウテイペンギンの突き落とし

ペンギン目ペンギン科(Aptenodytes forsteri)
pengi.jpg

 南極のコウテイペンギンたちは、アザラシに食べられる危険があるため水際に立って飛び込むのをためらっていることがあります。彼らのうち一羽が飛び込みさえすれば、残りのペンギンたちはアザラシがいるかどうかを知ることができますが、当然誰も自分がモルモットになりたくはないので、全員がただひたすら待っているのです。そしてときどき互いに押し合って、誰かを水中に突き落とそうとさえするのです。

動物行動学者・日高敏隆さんの話より

 日本人の社会は、ペンギンの集団に似ている。氷山のヘリに立って海に飛び込もうとするペンギンは、実は海の中にシャチがいるのではないかと怖がっている。だから自分が最初に飛び込むことはだれもしたくない。
 そこで大勢のペンギンが氷のヘリで押し合いへし合いをし、誰かを無理やり海の中へ突き落とします。そして、そのペンギンがシャチに襲われないのを確認して、全員が海へ飛び込みます。
 このペンギンの集団、まことに現代の日本の社会とそっくり。そこではみんな責任のなすり合いで、運の悪いものが海の中に突き落とされ責任をとらされる。
『赤信号 みんなで渡れば 怖くない』
こんな標語がはやるのも日本ならでは。


スポンサーサイト

theme : 自然科学
genre : 学問・文化・芸術

comment

管理者にだけメッセージを送る

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

読んでくれてありがとう!
そして遅くなってごめんなさい。
ドーキンスの「利己的な遺伝子」の中で触れられていますよ。
「利己的な遺伝子」の紹介のblog内にあるので読んでみて下さい♪
プロフィール

AmateurD

Author:AmateurD
 進化生物学を学ぶアマチュアです。本業は数学教師です。ほとんど自己満足の日記と化してますが、コメントどんどん下さい。質問・議論・アドバイスも歓迎です。

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
ブログ内検索
月別アーカイブ
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。