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抗生物質と耐性菌

風邪に抗生物質って効果ないの? 抗菌薬の使用に潜む危険性



 

WHO(世界保健機関)は、世界中で抗生物質の適正な利用を呼びかける「抗菌薬啓発週間」(2015年11月16~22日)を今年始めてスタートさせました。日本でも国立国際医療研究センターの国際感染症センターが中心となり、医師や私たち市民に対して適正使用を呼びかけています。

 専門家によると、私たちの心がけで耐性菌が増えるスピードを弱くし、今ある抗菌薬をできる限り長く使うことができるそうです。

WHOの抗菌薬啓発「4原則」とは

 抗菌薬啓発週間2015が呼びかけている、4原則がこちら。

(1)求めない
 薬をもらうと安心するのは、当然のことだと思います。でも、自分にとって効果のない薬をもらって飲んでも、無用な副反応を引き起こす恐れがある上にお金がかかります。できるだけ症状に対して効果のある薬だけをもらうようにしたいものですね。薬の処方で気になることがあれば、医師に遠慮せず相談しましょう。医師の中には、意味のない薬と知りながら、欲しがる人が多いという理由で処方しているという人もいるそうです。

(2)飲むならきちんと
もらった薬は残さず飲みきることが大切です。その薬はそのときのあなたのためのものです。その細菌を殺すために、適切な量が処方されているはず。症状が良くなった気がしても飲み続けて、確実に細菌を死滅させてください。そうしないと、生き残っていた細菌が、しだいに耐性を持つようになってしまいます。

(3)もらわない
 親切心で処方薬をくれそうな方に出会ったら、丁重にお断りすることがよいです。そしてやんわりと抗菌薬を捨てることをアドバイスしてあげられると、その抗菌薬を長く使える可能性が伸びます。

(4)あげない
 (3)の逆ですね。病気の症状を判断できるのは医師だけです。抗菌薬は市販の風邪薬とは違います。医師でもない人が独自の判断で、抗菌薬を誰かにわたすのはしない方が良さそうです。

 WHOのキャンペーンでは、日本とは違い抗菌薬を処方箋なしで購入できる国もあるため、「求めない」のかわりに「買わない」ということが組み込まれています。

 耐性菌が増えるスピードをゆるめ、今ある抗菌薬を長く使えるようにするために、まずは自宅にある薬から確認してみるのはいかがでしょうか。薬についてよくわからない場合には、お薬手帳を見直すか、医師や薬剤師に相談するのがおすすめです。



 進化学を学んでいる者にとっては常識とも言えることだが、WHOが一般市民への啓発をスタートさせたというのは評価できる。
特に軽視されがちなのは(2)ですね。
「病気はなぜ、あるのか」の記事を読んで頂ければ分かりやすいと思います。

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 進化生物学を学ぶアマチュアです。本業は数学教師です。ほとんど自己満足の日記と化してますが、コメントどんどん下さい。質問・議論・アドバイスも歓迎です。

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