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「『性』の不思議がわかる本―♂と♀の進化生態学」

 私たちは、なぜ配偶者なしに子供がつくれないのだろうか。大部分の生物に「性」があり、有性生殖をしていることは、生物学者の間でもあまり認識されてこなかった進化生物学上の難問である。
 本書では、いろいろな動物・植物の例を取り上げ、有性生殖の意義、性の決まり方、雌雄の機能を同時に働かせていたり性転換したりする生物のしくみ、体の大きさなどの雌雄の違いや両性の数のバランス、さらには、動物に見られる多様な配偶システムなど、「性」にかかわるさまざまな現象を進化生態学の視点からわかりやすく紹介する。
「性」の不思議がわかる本―♂と♀の進化生態学「性」の不思議がわかる本―♂と♀の進化生態学
(1991/02)
P.J. グリーンウッドJ. アダムズ

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 さまざまな例が列挙されている感じ

 理論的には、ハセマリやドーキンスの著作で読んだことを大きく越えるようなものはなかった。ただ、ものすごく例が多いので、分かりやすいが、少し冗長。
 進化生態学ってこういうのなのね。

まえがき
監訳者による長めのまえがき

第一章 雄と雌とが進化した謎
 1 有性生殖とは何か?
 2 有性生殖にはいろいろなコストがかかる
 3 有性生殖はなぜ有利なのか?
 4 生殖のしかたは環境に左右される
 5 こうして不発の性が生まれた
第二章 雄になるのか? 雌になるのか?
 1 男と女のもとをただせば・・・―性染色体
 2 母親がこの性を決める―伴倍数性
 3 生まれたあとで性が決まる―環境性決定
 4 ワニやカメの性の決まり方
第三章 どちらの性にどれだけ投資すべきか?
 1 どんな性をもったほうが得か?
 2 性転換はどのようなときに起こるのか?
  2・1 植物における性転換
  2・2 動物における性転換
 3 雄でもあり雌でもある生物のもくろみ
  3・1 植物の同時的雌雄同体
  3・2 動物の同時的雌雄同体
第四章 雄と雌のバランスはどう進化したのか?
 1 雄と雌のバランスの見方いろいろ
 2 年齢から性比を考える
 3 性比は一対一なのか?
  3・1 姉妹をめぐって兄弟が争う―局所的配偶者競争
  3・2 雌どうしが食物をめぐって争う―局所的資源競争
  3・3 兄弟どうしは協力し、姉妹同士は争う―リカオン
 4 自然界で性比がさまざまに見えるわけ
第五章 雄と雌とはこれだけ違う
 1 雄と雌の大きさにはなぜ差があるのか?
 2 うまく繁殖するために進化した手練手管―性淘汰
  2・1 どんな雄が他の雄に勝てるのか?―同性内淘汰
  2・2 どんな雄が雌の目にかなうか?―配偶者選択
 3 棲む地域や餌探しにも違いがある
第六章 動物の配偶システムの不思議
 1 鳥類と哺乳類の配偶システムの違い
 2 鳥類の配偶システムあれこれ
  2・1 一夫一妻
  2・2 一夫多妻
  2・3 一妻多夫
 3 どちらが子の世話をするのか?

生物名対応表
引用文献および関連文献
索引
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theme : 生物学、生態学
genre : 学問・文化・芸術

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 進化生物学を学ぶアマチュアです。本業は数学教師です。ほとんど自己満足の日記と化してますが、コメントどんどん下さい。質問・議論・アドバイスも歓迎です。

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