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「世界でいちばん美しい物語」

世界でいちばん美しい物語―「宇宙・生命・人類」世界でいちばん美しい物語―「宇宙・生命・人類」
(1998/05)
ユベール リーヴズイヴ コンパス

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素敵なタイトルですね。こんなタイトルの本を書店で手に取りそうなひとから借りました。タイトルだけでは何の本か分かりませんが、進化がテーマです。そう言えばダーウィンイヤーも終わってしまいました。この本が普通の進化の本と違うのは、物語が宇宙の誕生、原子の成り立ち、時間と空間の始まりから語っている点です。

 しかもすべての表現が詩的で美しい。それでいて誇大表現にはなっていないと感じた。ちゃんと宇宙の物理・進化学の入門書になっていると思う。よく、生物の進化は時間のスケールが長すぎて想像力が追いつかないと言われるが、宇宙の誕生からだとさらに長いスケールになるので、難しいのかなぁと思ったけど巧く読者を引きこんでくれる。

 クォークの結合で陽子と中性子が、陽子と中性子の結合で原子が、原子の結合で分子ができる。それらの物質を材料として太陽や地球ができる。ここまでがいわば宇宙進化の段階。次に描かれているのは地球上を舞台にした化学進化。化学進化とは、段々と複雑な分子ができてゆくこと。その中に、ある日自己増殖する分子が登場したのですね。それが生命の起源だと言われています。生命の起源はまだよく分かっていない部分も多いのですが、次の段階として生物学としての進化があります。現存する全ての生命の共通の祖先となるある生物から、どのように今いるような複雑で美しい様々な生物たちが進化していったのか。それが完結に語られています。そして最後にヒトの起源について触れます。圧巻なのは、いずれ地球にも太陽にも寿命が来て、滅びます。そうして出来た宇宙の塵、つまり様々な原子を材料に新たな星が誕生すると言うのです。壮大なスケールの物語でした。
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theme : 自然科学
genre : 学問・文化・芸術

「時間 生物の視点とヒトの生き方」

時間―生物の視点とヒトの生き方 (NHKライブラリー)時間―生物の視点とヒトの生き方 (NHKライブラリー)
(1996/11)
本川 達雄

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 「ゾウの時間ネズミの時間」「生きものは円柱形」と同じ著者。「生きものは円柱形」と同じようにやはり「ゾウの時間ネズミの時間」と内容がかぶっている。そして論理などがいい加減で強引なのも一緒。エッセイとして読むべし。 「ゾウの時間ネズミの時間」を読んだ人は読む必要ないかも。新しいことはほとんどなかった気がします。
 講演かなんかを原稿に起こした感じです。

 図書館の「ご自由にお持ち帰り下さい。」コーナーから

theme : 生物学、生態学
genre : 学問・文化・芸術

「BC!な話 あなたの知らない精子競争」

BC!な話―あなたの知らない精子競争BC!な話―あなたの知らない精子競争
(1997/03)
竹内 久美子

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 うーん。時間損したとまでは言わないけど、コメントのしようがないな。エッセイなのかな、これ。言ってること無茶苦茶過ぎて引用する気もしない。キーボード打つのもあほらしいって感じ。生物学とか進化論とかちゃんと分かってない人には刺激的というか面白いのでしょうね。そこそこ売れたんですよねぇ。参りましたね・・・。

 まぁ、BOOKOFF100円の価値はあったかな。生徒には読ませません。100害あって1利位しかないから。

theme : 生物学、生態学
genre : 学問・文化・芸術

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Author:AmateurD
 進化生物学を学ぶアマチュアです。本業は数学教師です。ほとんど自己満足の日記と化してますが、コメントどんどん下さい。質問・議論・アドバイスも歓迎です。

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